高砂線ポタ ~ 高砂編

HASSY

2015年03月18日 22:10


2015.3.8(日) 旧国鉄高砂線をポタ♪










加古川を渡り、高砂市に移って再スタート! (高砂側から、前回終了地点の加古川側を望む)





最初は桜並木の遊歩道として整備され、高砂北口駅跡へ





ここは山陽電車高砂駅の駐輪場と化している。(右奥に山陽電車高砂駅)





この先、緩やかなカーブを描きながら、街中のプロムナードを進んでゆくと、
突然道端にポイント切り替え機のようなモニュメントが出現。(転轍機というらしい)





この地点はちょうど三叉路となっており、西へ向かう線はこの先の工場群(三菱重工・キッコーマン・神戸製鋼)
と国鉄高砂工場への専用引込線跡である。(進行方向より振り返る)




そして、見逃しそうになったが、上を見ると何と当時の信号機が!




腕木式信号機と言うそうで、こういったレトロなアイテムがあるとなかなか雰囲気が出る。







ここでちょっと脇道へ逸れて、地元のショッピングモールで鯛焼きを頬張り、エネルギー補給。




ここには昔一時期、デンマーク人のおじさんがやってた『コペンハーゲン』というホットドッグ屋があったのだが、
今はたこ焼き&鯛焼き屋に変わってしまった。

ホットドッグ屋『コペンハーゲン』は須磨駅前で開業されてるので、また行ってみたい。







再び廃線跡に戻りさらに南下すると、少し広いロータリーに着いた。




ここが高砂駅跡で、廃線後バスターミナル化したものの、そのバスも廃止されているという。




野口駅跡・尾上駅跡と同じく車輪のモニュメントがある。




 、、、 その直前に奇妙な建物を発見



レンガ造りの大きな煙突にまとわりつくように、木造家屋が建て増しされ続けているかのような・・・

奇妙なというか、何とも雑然・混沌とした実に不思議で味のある建造物だこと!





実はこれは裏側(鉄道線路側)であり、表に回ると何と銭湯!『梅ケ枝湯』さん。

もちろん現役バリバリの銭湯であり、マニアの問では超有名?




とにかくこのインパクトありすぎる外観から(裏側なんだけどね)、ジブリ映画の 『千と千尋の神隠し』 に出てくる湯屋(油屋)
のモデルになったとか・・・

あるいは、『ハウルの動く"風呂"(笑) なんて言われたりしていて、人気があるらしい。


開業は何と昭和18年。
最上階(4階?)は物干しで、横を通る高砂線の蒸気機関車の煙を避けるべく最上部に造られたのだとか・・・・・





残念ながら午後四時からのオープンゆえ入ることができなかったが、いつか浸かってみようと思う。






そして反対側には『十輪寺』という大きな浄土宗のお寺があった。 鶴林寺と同じように、立派な仁王門がどんと構える。


旅客駅はここ高砂駅が終点なのだが、実はこの先にも貨物駅である高砂港駅まで鉄路は延びており、
廃線跡の遊歩道もまだまだ続いている。





やがて舗装された遊歩道が終わって土の小路になり、いよいよ終点の高砂港駅跡辺りに到着。





加古川を出て8km。旧高砂線跡の走破完了


振り返ればすぐ海。 ちょっと足を伸ばして防波堤まで行ってみる。





昔、ここにも日没を撮りに来た事があったなぁ・・・
その時はだるまは見れなかったが、とてもファンタジックなサンセットを見ることが出来た。




 【2006年3月5日撮影】

  ちょうど9年前!!  金色に揺らめく波間に伸びる夕陽の赤いライン・・・ お気に入りの一枚です^^










その後、高砂神社へ寄り道し、先程の信号機があった三叉路まで引き返す。

そこから西側へ続く工場引込線跡へ向かった。



カーブして間もなく山陽電車との間にある駐車場では、何と柵に線路が使われていた!




たぶん旧高砂線の線路なのだろう。そう思っておこう^^


その先は山陽電車の南側をずっと並走し、やがて各工場へと続く・・・




画像は右に山陽電車荒井駅のホーム、向こうには2013年2月12日に発生したあの大事故の踏切がある。

あれからもう早2年が経ったのか。。。 当時神戸勤務で、しばらく代替バスに乗ってたことを思い出した。

もう二度とあのような事故は起こって欲しくない、そう思いながら旧高砂線の旅を締めくくった。





【 総走行距離 : 32km 】








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