18:01 二日目のディナーの前に、ご飯が炊けるまでちょっと一杯
アテはこの旅行のためにようやく買えた「缶つまシリーズ」一番人気の
厚切りベーコン プレーン
(普段はこんな高級な缶詰は手が出ないので(笑))
ん~? ちょっと塩っ辛過ぎ?
18:38 そして本日のレトルトディナー
牛たま丼を平らげて、黄昏散策へ出発!
カメラ一式を背負い、チェアを抱え、小梨平食堂裏手の梓川河畔へ向かいました。
夕焼けはあったのかな?もう終わってしまったようで残念。
実は上高地での夕焼けタイムというのをまだ経験出来てないんです(涙)
19:26 穂高のシルエットを眺めながら、ゆっくりと空が暮れるのを待ちます。
やがて、星がひとつふたつ姿を見せ始め・・・
西穂の上、北斗七星が描けるようになってきました。
19:54 西穂に架かる北斗 18mm,F4,30s,ISO:640,固定撮影
20:11 西穂の大小北斗&ポラリス 24mm,F2.8,30s,ISO:2500,プロソフトン[A],ナノトラッカー自動追尾
もっと全天が見渡せる河畔のテントサイト方面へ移動します。
真後ろのテントサイトで団体さんが焚き火をしており、オレンジ燃える木々のシルエットになってしまった
20:23 上高地をまたぐ天の川 8mm,F5.6,109s,ISO:2500,ナノトラッカー自動追尾
20:30 夏の大三角 24mm,F2.8,84s,ISO:2000,プロソフトン[A],ナノトラッカー自動追尾
何個か流れ星も流れていたので、写らないかな~と願ってたら、人工衛星ばかり(^^;)
かなり明るくフレアした衛星もあり、何と1分半の間に4基も写ってました
下は同構図でソフトフィルター無し。違いをどうぞ
20:33 夏の大三角Normal 24mm,F2.8,99s,ISO:2000,ナノトラッカー自動追尾
レンズを換えて、はくちょう座デネブ付近のアップを狙います。
20:46 デネブと北アメリカ星雲 50mm,F2.8,34s,ISO:2000,ナノトラッカー自動追尾
中央上の輝星がデネブ(はくちょう座α星:1.2等)、その左に赤く北アメリカ大陸の形をした雲のような塊がわかりますか?
これが北アメリカ星雲です。
同画像をトリミングして、さらにアップしてみましょう。
これで200mm望遠レンズ相当の画角です。
北アメリカ星雲(North America Nebula)は地球からの距離2,200光年にある散光星雲で、その名の通り形が北アメリカ大陸
に似ているので名付けられたもの。
と言っても、元々その形ではなく、実は暗黒星雲に遮られてこういう形として見えているものなのです。
見かけの大きさはとても大きく、満月の10倍もありますので、空の暗いところでは肉眼でもぼんやりとその存在を確認すること
ができます。
星雲は水素ガス(Hα線)のため鮮やかな赤色をしているのですが、一般的なデジカメには赤外線カットフィルターなるものが
装着されているため、なかなか赤く写ってくれないのが残念です。(肉眼でも同様、赤い光には見えません)
21:04 穂高連峰と秋の銀河 8mm,F5.6,255s,ISO:3200,ナノトラッカー自動追尾(かなり流れてますが...)
秋の銀河は天の川が穂高に一番近くなる頃。
西穂に北斗七星が沈むと、前穂~明神にW字のカシオペアが昇ってきました。
21:13 明神に昇るカシオペア 20mm,F4,106s,ISO:2000,ナノトラッカー自動追尾
肉眼で見るとこんな感じかな? しかしこれでも9等星ぐらいまで写っています☆
21:31 明神のカシオペア 50mm,F2.8,8s,ISO:1250,プロソフトン[A],ナノトラッカー自動追尾
21:35 ケフェウスの五角形 50mm,F2.8,24s,ISO:2500,プロソフトン[A],ナノトラッカー自動追尾
21:41 穂高を周るカシオペア 20mm,F4.5,535s,ISO:800,固定撮影
時刻はまだ10時前ですが、さすがに朝3時から活動し続けてたので、そろそろバッテリー切れとなり退散。
そういや、朝の3時も星見てましたね^^
さて、明朝はゆっくりするか
【 上高地2日目(8/7)・快晴のち晴れ・最高気温25.0℃・最低気温11.7℃ 】
データは上高地ビジターセンターより
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