1,514m? view

HASSY

2011年10月12日 23:58

秋晴れの十月三連休中日。

兵庫県最高峰 『氷ノ山(ひょうのせん)』 に登ってきました。


鉢伏を指す頂上小屋の三角屋根シルエット




『氷ノ山(須賀ノ山)』 は兵庫県北部にあり、中国山地でも大山に次ぐ標高1,509.6m。

僕の今までの県内最高到達地点は、スキー時リフトで登った鉢伏山頂の1,221mでしたので(笑)
今回ついに県下最高峰を極めることになります。


登山ルートはいくつかありますが、もちろん一番楽チンなルートを目指してGO!!

姫路からR29を北上、戸倉峠の手前で右折し、若杉峠を超えて大屋町の横行渓谷方面の林道へ。

美しい朝の光が射し込んで…



ところが、山道に入るというところで出てきましたこの標識!

台風12号の影響なのか? ここまで来て引き返す?
しかし標識は道端にあるだけでバリケードみたいなのも無く、車は普通に進入できましたので、
とにかくままよ!行けるところまで行ってみようと・・・(あくまで自己責任でお願いします)


すぐに「名水 ぶなのしずく」という有名な水汲み場を通過してクネクネ山道に突入。
いつ通行不能箇所が出てくるのか?とドキドキしながら進みます

途中数ヶ所で鉄砲水が出たような跡がありましたが、道路上の土石などは取り除かれており、
通行に支障なく、無事「瀞川氷ノ山林道」との合流地点に到達。

通ってきた林道横行線、下調べの通り終始完全舗装路で、とても快適に走行できました♪
(→ 帰りがあまりにも酷かったので…)




間もなく大段ヶ平(おおだんがなる)登山口駐車場に到着。


しかし広大な駐車スペースですね~ 車50台は軽く置けるんじゃない?
車の上方にこれから登る氷ノ山。 鉢伏山もよく見えます。




トイレを済ませていざ入山! さあ、山頂まで2.8km。

ここは既に標高1,100mありますので、実質400m登るだけの楽ラク登山なのです




ブナ林のプロムナード。 森林浴気分の快適な登山道が続きます




最初のポイント「大屋町避難小屋」

中に入ってみると散乱したペットボトルが…(悲)
2Fには毛布が干してありました。







紅葉情報では「氷ノ山…色づき始め」だったのですが、色づいた木々もあまり目につかず・・・

まだまだですね。10月中旬過ぎたら本格的に紅葉が始まるんでしょう



やがて1時間ほどで「神戸大学ヒュッテ」に到着。 あと1km。 ここで小休止。



ここからしばらくは木道が続いていました。

氷ノ山は山頂下に「古生(こせ)沼」という湿地があり、
その影響でぬかるみが多く木道が敷かれているのだそうです。








0.5kmを切り、さあ!あと一息。


千本杉、みたらしの池を過ぎると山頂小屋の姿が見えてきました!



頂上を目前にして、娘は足取りも軽く山頂ヘ一番乗り!

ここまでほぼコースタイム通りの1時間半で登って来れました。


                                            とりあえず三角点△タッチ。




青空快晴微風。気温もちょうど良い感じ。

遮るもののない 360° のパノラマは素晴らしい~♪


 【北】 鉢伏山・ハチ高原スキー場方面

  惜しむらくは低空雲と靄のため、クリアな遠方見通しが今ひとつだったこと。
  大山や日本海も???でした。

 

 【南】 二の丸方面  次回はこちらへも足を伸ばしてみたいですね。



鉢伏山を眼下に見下ろすなんて、初めて見る光景
山頂からはパラグライダーがテイクオフしてました。


展望&トイレ棟より山頂小屋の画   




山頂避難小屋の2Fに上がってみます。

ここからの展望はとにかく絶景ナリ! → トップ画像です



誰よりも高く、標高1,510mプラスα(1,514mぐらいか?) → これがタイトルの意味

正真正銘の兵庫県最高地点からのview (^^)/

2Fは毛布などの非常用?寝具がズラリと干されておりました。右下穴が1Fへの梯子。



コチラ、山頂広場側。ちょうどお昼時で、山頂は大賑わい。
ピークで100人ぐらい居たんじゃないでしょうか?


我が家もお弁当タイム。朝からHASSY特製卵焼き&ウィンナー焼いてきましたよ(笑)

そして、バーナーで湯を沸かしてコーヒータイム




ゆっくりしてからぼちぼち下山開始。



ブナの巨木。登山道の真ん中にで~んと聳えます。



複雑な根っこの木もありました



帰りはペースも速く、1時間15分ほどで下りて来ました。




大段ヶ平ルート、特に険しい所や急坂もなく、全体的になだらかで実に快適な登山道でした。
さすが初心者・ファミリー向コースだけのことはあります





さて、帰り道は瀞川氷ノ山林道で。氷ノ山スキー場横を通り、関宮方面へ。

しかし、この道が超最悪・・・

途中からダート連発で、激しくえぐれたりしている箇所も多数。

もうこらえてくれ~と祈りながら、ようやく福定までたどり着きましたとさ。
行きに通った林道横行線みたく完全舗装願います(^^;)




R9に入れば、後はいつもの定番巡り。



まず道の駅「ようか但馬蔵」の足湯で疲れを癒し。八鹿豚まんでパワーをつけ。
播但道に乗る前は、「海鮮せんべい但馬」で無料コーヒーブレイク(笑)
紙コップが KAISEN CAFE になってた!




そして帰宅後はもちろん、、、おみやげ但馬牛のタタキで乾杯! いつもながら極まいう~

あ、ビーフジャーキーも見えます? 100%但馬牛ですよ♪



【備忘録として】

 氷ノ山登山 《大段ヶ平コース》

  大段ヶ平登山口(9:58) = 大屋町避難小屋(10:31) = (10:53)神大ヒュッテ(11:00) =
  氷ノ山山頂(11:30) 

  氷ノ山山頂(12:55) = 神大ヒュッテ(13:30) = 大段ヶ平(14:10)






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