七種の滝・・・《中の段》
2008.6.7 兵庫県神崎郡福崎町にある"七種の滝"に行ってきました。
《七種の滝:雄滝》
車道の最終地点。鳥居と太鼓橋まで来ると、水の音が大きく聞こえています。
それもそのはず、すぐ奥に
『虹ヶ滝』が見えていました。(落差10m)
この滝は二段構成になっていて、上は立派な落差のある、いわゆる滝らしい滝。
下はなだらかな渓流滝となっています。
水量もあり、変化に富んでなかなか見事な姿です!
名前からすると、飛沫に太陽の光が射し込んで、綺麗な虹が現れるのでしょう…
空は薄雲に覆われているので、残念ながら虹は見られませんでした。
この辺りの道は岩を削った階段状の所もあり、滝の傍だけに濡れていて、
そのうえ苔も生えているので大変滑りやすく、とにかく慎重に進みます。
名もない小さな渓流滝をいくつか挟んで、次に現れたのは
『八龍滝』(落差20m)。
この滝は高さもあり、なかなかのもの。
滝中央部の岩がこぶこぶしていて、
ちょうど
水しぶきで八頭の龍が潜み蠢いているような・・・
それでこう名付けられたのではないでしょうか?(僕の勝手な解釈です)
ただ、先程の『虹ヶ滝』に較べて水量が少なめなのが残念。
大雨の後などは見事な龍の舞を見せてくれるのでしょう!
更に登っていくと、いよいよ主滝・本滝である
『雄滝』に到着です。(落差72m)
一般的にはこの雄滝を
『七種の滝』と呼んでいます。観音滝という別名もあるそうです。
新緑の間からチラチラと瀑布が見え始め、はやる気持ちでソワソワしながら近づくと・・・
全身を現したその姿に圧倒されました!
さすが落差72m
!!
滝の下まで行って見上げると
スゴイ!の一言。。。
圧巻です!
最上部の落ち口からは勢いのある水が噴き出しており、
その下は段々状にいくつもの滝が繋がっているような・・・
一本でなく少し曲がりくねっているだけに、実に優雅な雰囲気も纏い、雄大かつ壮観なのです。
とにかく、高い!素晴らしい!・・・お見事!
この滝は水量の無いときは黒く濡れた岩盤だけで、いまひとつ感動もないみたいですが、
今日はまずまずの水量でしょうか?
大雨の後などは
目を見張るような豪快な瀑布となるんでしょうね~
一度見てみたいものです。
滝の反対側右上には石段があり、二、三十段登ると
「七種神社」がありました。
(※右の神社の写真は「神戸観光壁紙写真集」サイトから拝借しました。撮ってなかったもので…(^^ゞ)
神社の境内は観瀑スペースとなっており、そこから
見上げ見下ろす滝もスバラシイ!
さあ、ここでお昼にしましょう。
山登りの後のお弁当はお腹もペッコペコでまいう~
滝を眺めながら、しばしの
清涼の刻を味わいます。。。
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