七種の滝・・・《中の段》

HASSY

2008年06月13日 01:00

2008.6.7 兵庫県神崎郡福崎町にある"七種の滝"に行ってきました。


                                                  《七種の滝:雄滝》


 
車道の最終地点。鳥居と太鼓橋まで来ると、水の音が大きく聞こえています。
それもそのはず、すぐ奥に『虹ヶ滝』が見えていました。(落差10m)

   

この滝は二段構成になっていて、上は立派な落差のある、いわゆる滝らしい滝。
下はなだらかな渓流滝となっています。
水量もあり、変化に富んでなかなか見事な姿です!



名前からすると、飛沫に太陽の光が射し込んで、綺麗な虹が現れるのでしょう…
空は薄雲に覆われているので、残念ながら虹は見られませんでした。

この辺りの道は岩を削った階段状の所もあり、滝の傍だけに濡れていて、
そのうえ苔も生えているので大変滑りやすく、とにかく慎重に進みます。



名もない小さな渓流滝をいくつか挟んで、次に現れたのは『八龍滝』(落差20m)。



この滝は高さもあり、なかなかのもの。
滝中央部の岩がこぶこぶしていて、
ちょうど水しぶきで八頭の龍が潜み蠢いているような・・・
それでこう名付けられたのではないでしょうか?(僕の勝手な解釈です)

ただ、先程の『虹ヶ滝』に較べて水量が少なめなのが残念。
大雨の後などは見事な龍の舞を見せてくれるのでしょう!



更に登っていくと、いよいよ主滝・本滝である『雄滝』に到着です。(落差72m)
一般的にはこの雄滝を『七種の滝』と呼んでいます。観音滝という別名もあるそうです。



新緑の間からチラチラと瀑布が見え始め、はやる気持ちでソワソワしながら近づくと・・・

全身を現したその姿に圧倒されました!



さすが落差72m!!
滝の下まで行って見上げるとスゴイ!の一言。。。圧巻です!

最上部の落ち口からは勢いのある水が噴き出しており、
その下は段々状にいくつもの滝が繋がっているような・・・
一本でなく少し曲がりくねっているだけに、実に優雅な雰囲気も纏い、雄大かつ壮観なのです。
とにかく、高い!素晴らしい!・・・お見事!

この滝は水量の無いときは黒く濡れた岩盤だけで、いまひとつ感動もないみたいですが、
今日はまずまずの水量でしょうか?
大雨の後などは目を見張るような豪快な瀑布となるんでしょうね~
一度見てみたいものです。

 

滝の反対側右上には石段があり、二、三十段登ると「七種神社」がありました。
 (※右の神社の写真は「神戸観光壁紙写真集」サイトから拝借しました。撮ってなかったもので…(^^ゞ)

神社の境内は観瀑スペースとなっており、そこから見上げ見下ろす滝もスバラシイ!



さあ、ここでお昼にしましょう。
山登りの後のお弁当はお腹もペッコペコでまいう~

  

滝を眺めながら、しばしの清涼の刻を味わいます。。。




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