七種の滝・・・《上の段》
2008.6.7 兵庫県神崎郡福崎町にある"七種の滝"に行ってきました。
さあ、お昼も食べ終わり、いよいよ
アタック開始です!?
七種神社より望む雄滝の落ち口の超アップ
七種神社の横に登山道があり、ここから
雄滝の落ち口まで登って行けるのです。
滝の始まるところを娘にも見せてあげたい…と、頂上目指してアタック開始。
登山道は最初は階段がついていますが、スグに岩登りに・・・
滝の横の崖をほぼ垂直に登っていく感じなので、急坂・岩場は当たり前ですかね~
娘もこんな本格的な?山登りは初めてなので、ゆっくり慎重に進みます。
ハイキングから、いきなりロッククライミングに挑戦!! みたいな感じです。
とうとうロープまで出てきました~!
足を滑らせて落ちまいか・・・と
ドキドキものです。
フィールドアスレチックの要領でがんばるのだ!(笑)
そして、15分後ようやく滝の頂上へ到着しました。
上部は森の中の平らな広場になっていて、幅1mほどの小川が1本流れています。
その小川が崖へと続いており・・・その先に落ち口が見えました
ここから
ドバーッと滝が流れ落ちているんですね
もっと落ち口をのぞき込んでみたかったんですが、足場も滑るし怖くて止めました
しかし、この春の小川のようにチロチロと流れている水が、
あの雄大な滝を作っているとは!
ここまで見てきた数々の滝の大本であるとは!
このギャップに驚き、そして感無量です。
ここから更に七種山山頂への登山道が続いているのですが、
とりあえず、我々ファミリーハイカーはここでおしまい。
「滝見台」や「隠れ滝」にちょっと後ろ髪を引かれましたが、下山開始しましょう。
ところが、行きはよいよい帰りは・・・(^^ゞ
あれだけの急斜面岩場を登ってきたワケですから、それを下りるとなるともう大変!
レンジャー部隊よろしくロープを伝いながら、滑落の恐怖と闘いながら、
登りの数倍以上の神経を使い、時間をかけて、
一歩一歩確実に下りて行かなければなりません。
やっとの事で神社まで辿り着きました。ふぅ~
娘もなかなかスリリングな体験ができたようです。よくがんばったね。
このころ、曇りがちだった空にも陽光が戻り、新緑が美しく映える中、駐車場まで無事下山。
この後は、さあ…近場の温泉!といきたかったのですが、所用のため一目散に帰宅となりました。
帰り際にもう1枚パチリ! あの上まで登ってきたんだな…としげしげと眺めます。
さて、今回再確認した『七種の滝』。
下から進んでゆくうちに、だんだんと見応えのある滝が現れて期待を膨らませ、
最後にドカンと超スーパー級の主役が満を持して登場するという、まさに
ドラマ仕立ての絵に描いたような"滝めぐり"でありました。
さらにさらに、主役登場の後には
スリリングなクライミングで滝の頂点を極める
というサイドアトラクションと、最後には
おまけ(今回は行きませんでしたが
『隠れ滝』
というのが滝上部にあるらしいです)まで用意されているという周到さがニクい。(笑)
雄滝のある七種神社までなら、ファミリーのハイキングコースとして十分楽しめ、
実にいいコースです!(^^)v
標高で言えばスタート地点200mから、滝の最上部地点が450mぐらい。
今度はもっと水量のあるタイミングで、それも紅葉の時分に訪れたいものですね。
《兵庫の滝を歩く…》 シリーズ第2回 『七種の滝』 おわり
※第1回は猿尾滝にしときましょう。そして第3回はあるのか?不明・・・(笑)
駐車場横の沢にツツジが落下していました・・・
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