四日目、朝3時起き。
最終日なので気合いで起きました^^
外はやはり雲が多そうですが、微かな望みに自身を奮い立たせて河童橋へ出発!
3時半。梓川沿い、昨夜のポジションへ・・・
【 blue starry ☆ HODAKA!! 】
穂高の稜線は雲が多いものの、星も見えているので慌てて撮影。
もう薄明が始まっており、写真でも蒼く写ります。
この後、稜線はガスに覆われてしまいました。。。
【Mt.Roppyaku & Jupiter】
天頂から南側は雲も少なく、明るい木星をはじめ、そこそこ星も見えています。
4時過ぎ、西空に
ISS(国際宇宙ステーション)が登場!
下調べで、この滞在中にlSSが見られることを知り、狙ってたんです。
【中央左下から右上へ通過。ペガススの四辺形を通過。
薄明も進んでおり、長時間露光で写りが悪い…】
予報では、かなり日本列島の北側を通過するようでしたので、
もしかしたら穂高の稜線上を飛ぶ姿を捉えられるかもしれない・・・と内心ワクワクでしたが、
実際は思ったより天頂近くに見え、穂高とは絡められず、
しかも途中で雲隠れしてしまいました。なんとか1枚撮れただけ。
太陽光の当たり具合の加減か、いつもより明るくは見えませんでした。。。
そろそろ夜明けも近づき、星たちも姿を消し始める中、
今度は東の空、明神岳と六百山の間に高く昇った月と明け空を楽しみます。
【地球照の月と、山際にはオリオンの上半身。ベテルギウスが輝きます。】
月は月齢26.0の逆三日月。
傍に聳える穂高連峰や明神岳に較べると、かなりちっぽけに見えてしまいますね。
明け空、
二十六夜の細い月、
消えゆく名残の星たち、
穂高、六百山の黒々としたシルエット、
梓川のせせらぎ、そして時折舞い立つ河霧、、、
それらが奏でる調べに、全感覚が研ぎ澄まされるような想いです
やがて、明神の向こうに見える雲が赤く染まり。。。
カラマツ林の上、谷間に拡がる旭光が美しく輝きました。
【神が指揮したもう、夜明けの詩・・・】
【明神に朝陽射す…】
穂高の稜線は、もう一息ですべて姿を現すところですが、
3時間過ごしたベンチを後にして、リュックを背負い、岳沢湿原へ向かいました。
そろそろ、湿原に朝の光が・・・
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