夕月の白鷺
2017.5.27 二日月(月齢1.6)
スッキリと晴れた夕刻、 細い月と姫路城を狙いに出かけた。
昼間は下見。
月の入りを狙うにはもちろんお城の東サイド。
どうしても天守閣に対して巨大になる月を収めたいので、必然的にかなり離れたポイントを探す。
マップで目星を付けたのは直線で2km 市川住宅の団地棟。 ちょうど階段踊り場から狙えそうだ。
現地ロケハンしてみると、何棟か建ち並ぶ中、天守に重なると予測した棟からだけ天守が拝める!?
天守の左右はビルやゴルフ練習場のネットで遮られそうで、見事にピンポイント!
これはまさしく神の啓示か!?と興奮してしまった(笑)
さて日没後、現地に到着・・・
と、その前に、トワイライトの空に浮かぶ月とライトアップされた城がとても美しかったので
全体の風景も収めるべく、初めて京口駅へ行ってみた。(姫路城から1.2km)
ホームの北端にはさすが2名のカメラマンの姿。その後1名来られた。
夕映えグラデーション、
夕月、
白鷺の見事な競演
邪魔するものも少なく素晴らしいロケーションだったが、
ここからでは天守の左に沈んでしまう...
僕は何枚か撮ってそそくさとその場を離れ、更に東へ自転車を飛ばした。
昼間のポジションにスタンバイ。 天守に近づく鎌のような繊月。
そして予想通り、月はゆっくりと大天守の鯱へアプローチ
大気の揺らぎで? 月が歪んでいるのが面白い
鯱に捕らわれ、まるで伊達政宗の兜のように
やがて東小天守の上、山の端に突き刺さるように消え入った。。。
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