【コース概要】
「越知川名水街道自転車下り」は、神河町の中心部から、路線バスに人と自転車を乗せて、
越知谷方面を北端の
「新田ふるさと村」まで行き、そこから越知川沿いに約20kmの下り道を
サイクリングしながら、自然の中を探索したり、名所旧跡を観光して出発点まで戻る・・・
というユニークなツアーなのです。
自転車は、出発点のバスターミナルでレンタサイクルが用意されます。
20kmのコースと言っても、
8~9割が下り道になっているので、ほとんど漕ぐ必要もなく
楽チン(ちょっと言い過ぎ?ですが)、子供さんでも十分一緒に楽しめますよ。
→ 新田ふるさと村(標高460m)から標高差300mの下りとなります
それに名水街道と言う名の通り、随所に美味しい水や親水スポットがあるのです。
キャッチフレーズは、
行きは『らくちん』、帰りは『すいすい』自転車で味わう四季折々の夢空間。
料金はバス代、保険代、レンタサイクル料、記念品代込みで一人1,300円。
→ 今なら「あいたい兵庫ディスティネーション・キャンぺーン」の
クーポンで、
1,100円で利用できちゃいますよ~♪
もちろん、自転車持込もOK。(持込の場合は、一人1,000円、子供600円でした。)
※詳しくはHPをご覧下さい。
コースマップはこちら[PDF]
【その他、ツアー概要(21/4発行のパンフレットより)】
実施期間:毎年 4/1~11/30
出発時間:平日 08:00(作畑新田行)
11:32,13:27(新田ふるさと村行)
土日祝 07:50,10:51,13:21(新田ふるさと村行)
帰着時間:18時までに神姫グリーンバス粟賀営業所(出発点)まで帰ってくること
申し込み:前日までにTELまたはFAXで申し込み
→ 神姫グリーンバス粟賀営業所 0790-32-1021
土日祝は、時間的に10:51発の利用がほとんどとの事。
我が家もこの便を利用しました。
30分前には集合なので、10時過ぎには乗り場である神姫グリーンバス粟賀営業所に到着。
手続き後、
「越知川名水街道ツーリズムガイド」というコースマップをもらい、
コースの説明等を受けて、妻のレンタサイクルを選びます。
今年新調されたママちゃり最新車に決定!(笑)
僕は当然ドッペル君、娘も子供ちゃり持参でした。(子供用レンタサイクルもあります)
当日の参加者は、我が家の他に2組の方々でちゃりが計7台。
自転車をバスに乗せると思いきや、別のトラックに積み込まれて先に配達されてしまいました。
バスに自転車と一緒に乗り込んで…と思っていたのに、ちょっと肩透かしで残念^^
(多い時はこうするらしいです。自転車数台ならばバス積みでしょうね)
ローカルな雰囲気バンバンの待合室で待っていると、バスが入線したので、
人間だけバスに乗り込んでいざ出発!! (出発バスの写真取り忘れ…)
さっそく次の停留所で、地元のおばさんが二人乗ってこられました。
忘れておりましたが、路線バスなんで当たり前。
約35分で終点の
「新田ふるさと村」へ到着です。
ここのキャンプ場は、よく紹介されているところなのですが、
「オートサイト天の川」だけちょこっと見学。
川沿いに綺麗に整備された15サイト。全て星座の名前が付けられています。
キャンプシーズンに合わせての?夏の星座がほとんどで、オリオンなど冬の星座はありません。
一つ、おおかみ座なんて言うマイナーかつ南天低く見え難い星座が含まれてますけど???
サイトはシンク・AC電源付きの高規格で、とても広々、芝生フカフカです♪
清流の小川で、すぐ水遊びが出来るのが涼しげでよさそうですが、
ただ、サイト自体には日光を遮るような大きな木が無く、夏場は暑そう…
ホタルの時季とかがいいんじゃないでしょうか~^^
6月に「ほたるとキャンプ」というイベントがあるようですが、もう予約満杯?
川辺の木陰でお弁当を食べ、
さあ、いよいよサイクリング・ツアーに出発!
→ そば処「千ヶ峰」でそばを賞味してから…ってのがオーソドックスかな?
コース上には、曲がり角や立ち寄りスポットなど要所要所に案内板があり
迷うことはありません。
ふるさと村を出て橋を渡り、杉林の中を進んで開けたところに出ると、いきなり行き止まり!?
シカやイノシシなどの獣害から水田や畑を守るための獣害防止柵でした。
もちろん、扉を開けて中へ入れますが、閉め忘れに注意。
まず最初に出てくるスポットは
『不動の滝』。
のどかな山里を抜けると、やがて滝方面への登り坂となりました。
押して登りますが、娘はここで早くも根を上げ、「もういやや~、帰ろ…」と。
(いや、ほんのちょっとの登り坂なんですよ(^^;)。娘はどうも登り坂アレルギーのようで…)
お~い、どこかに飴はないか~!?(笑)
突然ですが、
《兵庫の滝を歩く~シリーズ第4回》 神河町「不動の滝」
滝への入り口である三叉路からは、もう遠くに滝が見えています。
ここでも獣害防止扉を開け、緩い坂道を100mほど登れば雌滝(水ヶ野滝・落差40m)の麓に到着。
クリアに全景は見えませんが、紅葉の時季は綺麗になりそうです。
ここから山道を登れば、展望台~さらに雄滝(千檀ノ滝・落差53m)へと続きますが、、、
テンションの下がっている娘を優先して、今回は断念。
次回のお楽しみに取っておきましょう。
滝を下りれば、「ほたる舞ロード」という川沿いの径が続きます。
この辺り流れがゆったりとした水場になっており、ホタルがよく飛び回りそうな感じ。。。
さあ、本格的に川に沿って下って行きます。
全般的に緩やかな下り道となっているので、ペダルを漕ぐ負担は最小です。
まるっきりペダル不要の区間も沢山ありました。
← 漕がずとも、これくらいの速度で巡航できるところも・・・
爽やかな風を受けて、気持ちいい~
爽快!
聞こえてくるのは風の音と、渓流のせせらぎと、たまに蛙の声とに耕耘機の音?
見えてくる景色は鮮やかな新緑の山々と、水を張った田んぼと、透明な風の色・・・
絶景ポイント? 紅葉の頃は凄いのかな?
【重箱石】 道路脇に忽然と現れました。
秘密にしておきたいことをこそっとお願いすれば、決して外に漏れないとか。
3段重ねのこの石を退けられることはまず無いでしょうから…
【大仲居のもみじ】
川沿いにある樹齢約300年とかの大紅葉。
渓流とマッチして、これは色付く頃が楽しみですね。
【大畑の大杉さん】
大歳神社にある巨大杉。推定樹齢八百年。
幹周り十メートルは県下第2位とか。
県指定文化財(天然記念物)です。
ひと言。
デカいです。カメラの画角に入り切りません。
田んぼの中の一本道。 どこも田植えの真っ最中でした。
【千ヶ峰南山名水】
おいしい天然水(試飲の)を飲んでしばし休息。
以前も汲みに来たことありますが、みなさん大量に仕込まれてますね~(100円で20L)
しまった~、、、裏手にある天然の湧き水「南山の水」を飲むの忘れてた~(>_<)
この後、ルートに従うと少し登りが続くので、またもや娘が嫌々で泣き出す始末(笑)
過ぎての下りは最高に爽快! 漕がずに本日の最高速40kmオーバーを記録…。
【川の駅「越知」】
道の駅ならぬ川の駅。休憩所とトイレだけの施設です。
地元の農家の方が朝採れ?の野菜とかを販売されておりました。
親水スポットとなっていて、川辺に下りて水遊びもできます。
【越知ヶ峰名水】
川の駅の対岸にあり、ここも水を販売しています。
隣接する喫茶店「わんかし」で、おいしい水で淹れたコーヒーを飲む予定だったのに。。。
この日は喫茶だけ臨時休業とな! ガーン オーマイガッ…
気を取り直して、次行きますよ~!
【賽の神】
巨大な一枚岩?
山村の入り口の守り神ということです。でか~
首切り地蔵さんで2回目の休憩。
この辺まで下りてくると、もう平地と同じ感じです。
【グリーンエコー笠形】
施設中心まではかなり上り坂となるので、入り口から見るだけ。
名物の「鯉のぼり大空遊泳」。
田植えの終わった水田に映る姿。遠くに山間に架かる鯉のぼりも見えます。
たくさんの鯉のぼりが気持ち良く泳いでました。
もう普通の街中に入ってきました。
【ピノキオ館】
木工芸センターです。時間の都合でお茶だけ飲んで休憩させてもらいました。
コーヒー(サーバー)150円、紅茶(リプトンティーバッグ)50円
余裕があれば、子供さんは簡単な工作をやってみてもいいですね。
そして、バスターミナルまで戻ってきて、
GOAL!
木工細工の記念品をもらえます。
娘は途中の上り坂で愚図って泣きながらペダルを漕いでたけど、よく完走したね!
いやぁ~天気も最高で、とても気持ち良く楽しかったです!
何と言っても、下り下りで楽チンだし、薫風と新緑の今が一番いい季節かな?
皆さんも、山里&渓流という田舎のグリーンシャワーを浴びながら、
ドライブとはまた一味違う心地よい爽快感を味わってみませんか?
ただ一つ残念なのは、
願わくば新田ふるさと村にキャンプして、このツアーを楽しみたいもの。
GOALがキャンプ場という設定なら言うこと無しなんですがねぇ‥・
上り下りが逆だし、仕方ないか(笑)
【全走行距離:23km(コースルートだけなら20kmぐらい)】
所要時間:約4時間(乗車時間2時間)
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