雲間のはくちょう
★休暇村大山鏡ヶ成キャンプ場日記 2008summer-3
2008.07.26-28 奥大山の鏡ヶ成へ行ってきました
2008.07.26,22h24m,ISO1600,露出30s,Nikon D300,Nikkor50mm,F2.0
満天の星空…とはいきませんでしたが、
天頂から、久しぶりに
星々のshower を浴びました…
夕空に映える雷雲を見終えてサイトに戻り、
本日の夕食タイムはもちろん
ジャージー牛のBBQ!
この前買ったCaptainStagの丸型コンロのデビュー。
ColemanのBBQテーブルにいい具合にセットできました.
ジャージー牛もなかなかのものでしたが、採れたての
トウモロコシもまいう~
トウモロコシは軽くDOでローストしてから焼きます。
醤油を塗れば香ばしくって最高!夜店と同じ味ですね
そして、やはりディナーは
"HEART LAND"で戴きましょう!
食後は娘のお待ちかね「花火タイム」
キャンプセンターに花火セットが売ってあったので買っておきました。
周りはどこもかしこも花火タイムで、煙がキャンプ場にゆっくりと漂います
流れる煙を見ながら、妻も僕も『風速1m/秒ナリ』と同じ事を考えてました(笑)
空の方はイマイチ晴れ渡ってないようでしたが、ふと見ると木々の間に北斗の柄が…
またまた三脚担いで出勤です(笑)
暗くて視界の開けた場所を求めて、キャンプセンター近くのファイヤー広場へ。
随所に外灯があるため、なかなか真っ暗になるところはありませんが、
外灯をうまく木に隠して見上げると‥・
おおっ! なかなかの空じゃありませんか!
星が見えているのは北西~北東天頂付近だけですが、
北斗七星の柄~白鳥座辺りがきれいに見えています。
星の見えないところは雲やガスでしょうね。
全天が一面黒いキャンバスで、雲のあるところは真っ黒なまま、
雲の無いところだけ星がちりばめられている‥・みたいな感じです。
その白鳥座のα星デネブ付近を明るいレンズで狙ってみます。
50mm,F1.4→F2で使用。ISOも1600から3200と上げていきます…
白鳥座は天の川の真っ直中にあるため、
無数の星が浮かび上がってきました!
22h30m,ISO3200,露出15s キツ目の画像処理でレベル&コントラストの調整をしています
中央上部の輝星デネブの近くに赤っぽい濃い部分があるのが判りますか?
これは散光星雲で、北アメリカ大陸ソックリな形をしているため、
その名も
『北アメリカ星雲』と呼ばれています。
ちなみに星雲や星団のカタログである
NGC(New General Catalog)では7000番という
キリのいい番号を与えられているのです。
見かけの面積は満月10個分もあるらしく、(実際は満月数個分かな?)
暗くいい空だと肉眼でも十分見えますよ
これらの散光星雲は
Hα光と呼ばれる水素原子が放つ赤い光で輝いています。
残念なことに肉眼ではこの赤い色は見えず、白っぽくしかわかりません。
写真に撮って初めて赤い姿が浮かび上がるのです。
さらに残念なことにデジカメには赤外線カットフィルターというのが装着されているため、
この赤い光がなかなか写ってくれないのです。
改造してフィルターをカットしたデジカメで写すと見事に赤く写るのですが‥・
いて座の銀河が見えている南空はとうとう晴れ間も現れず、
北天も雲に覆われ始めたので、サイトへ退却。。。
束の間の降るような星空を味わうことができました★★★
サイトではこの前ようやく
IKEAで購入した、今流行りのコレを灯して、
星空の余韻に浸ります・・・
Have a good night!
つづく…
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