春の陽は...

HASSY

2009年03月26日 21:28

2009.3.20-22 吉井竜天2009~spring②
  2009初キャン 岡山県の『吉井竜天オートキャンプ場』へ行ってきました



かに4のプライベート・デッキに佇んで、
Private Sunset を待ちました。。。
  


 
雲一つないオレンヂに焼けた夕空の中、
山の向こうに消え入るまで、
じっーと夕陽を見つめ続けました...

実に Nostalgic!!





やがて、Twilight。。。




低空に、明るい一番星が現れました。金星です。

金星は去年の夏から、宵の明星として、夕暮れの西空に君臨しておりましたが、
3月25日に内合(太陽-金星-地球が一直線となる→金星が地球に最も近づくが、太陽方向に
なるため見えない=新月と同じ状況)
となった後は、明けの明星として明け方の東空に回ります。


       この姿は実に内合5日前の姿となります

今年の宵の明星の見納めだったようですね。(次の宵の明星は2010年1月以降)
長い間、夕空に当たり前のように輝いていた姿が見えないのは、寂しいものです・・・


金星が沈むと、本当にとっぷりと暮れてしまいました。

秋の日はつるべ落とし‥といいますが、春も同じですね。

 このことわざ?を天文学的に解明してみると、
 日の入り後または日の出前の薄明るい時間帯を薄明と呼びますが、ほとんど空が暗くなるまでを
 天文薄明といい、日の入り後約1時間30分続きます。

 ところが、この天文薄明の継続時間は季節によって違いがあり、一番短いのが春3月頃と秋10月頃
 なのです。つまり、日の入り後、真っ暗になるまでの時間が早い(短い)のが春と秋であり、
 一番遅い夏至の頃とは20分以上も違ってくるんです。
 逆に、一番暗くなるのが早いと思われがちの冬至の頃の方が、春秋より遅いのです。

 これは春秋の太陽のポジションが、沈んだ後も直線的に落ちていくようになるためで、
 それだけ地平から遠ざかる=暗くなる、のが早いということなんです。




 ただ、「秋の日はつるべ落とし」の指すのを、日没後暗くなる(暮れる)までじゃなく、
 単に日の入り時刻だけでとらえると、夏に較べて、陽が沈むのがどんどん早くなるということであり、
 これの対義語として、「春の日は暮れそうで暮れぬ」→冬から春に向けて日の入り時刻が
 どんどん遅くなってゆく(日が長くなってゆく)という言葉もあるのです。

 そこで、この二つの解釈を融合させて、僕なりに春のことを言ってみれば、
 『春の陽は(冬に較べて)なかなか沈まなくなったが、沈んでしまえば暮れるのが早いことよ』
 となるんですが、いかがでしょう?

 ちなみに「一人娘と春の日は暮れそうで暮れぬ(嫁にもらえない)」てな言い回しもあるようです^^




特等席でのショーを見終えると、慌ただしく夕食の準備に取り掛かります。

本日の夕食は簡単に焼き焼き。
食材は日生で仕入れた牡蠣、いか下足。
ドイツの森で仕入れたフランクフルト。
更に、キャンプ場で仕入れた推茸などなど・・・

ところが、かなり冷えてきたので、ビールも進みません。
結局最後は、温かいカップラーメンでシメました。
これが一番美味かったかも…(笑)

そして…、空には星々が輝き始めました


 つづく。。




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