虹ふたつ、星一瞬

HASSY

2011年09月13日 22:50

2011夏キャンプ ~ 南乗鞍 2011.8.21-25
 Vol.5 まったり&晩餐編


まさか南乗鞍で見られるなんて



御岳上空に現れた  … 環水平アーク



 
お昼には石碑の広場で娘とキャッチボール遊び。



新人カリキュラムの一環でしょうか、若い団体さんがバスで来られており、
広場横のテントでお昼を食べたり、MTBコースで楽しまれておりました。

そういえば到着した日もセンターハウス内でローソク作り?をされてた団体さんがいましたし、
翌日もバスで大勢来られてましたから、何班かに分かれて南乗鞍に来ているんでしょうね。
うらやましいですねぇ… こんな企業^^(瀬戸信金御一行様でした)
 (→こういう感想を持つのは僕らアウトドアフリークだけか(笑))




ふと、御岳の上方に鮮やかな虹色を発見!


【娘撮影。。。カメラを抱えて立ち尽くしている僕(笑)】



水平の虹・・・ こっ、これは 環水平アークじゃないですかっ!





環水平アーク(かんすいへいアーク、Circumhorizon arc,Circumhorizontal arc)  Wikipediaより

 大気中の氷粒に、太陽光が屈折し、ほぼ水平な虹が見える光学現象。
 虹などと同じ大気光象の一種で、水平弧、水平環とも呼ばれ、日本国内では年に数十回観測される。
 上空の氷の結晶の方向がほぼそろったときに、この結晶で屈折した太陽光により見える現象で、
 一般の虹が太陽とは反対方向に見えるのに対し、環水平アークは太陽と同方向、ほぼ水平に現れる。
 ただし、低空に雲があると見えない。
 また、太陽高度が58度以上のときにしか見られないため、本州では夏至を挟んだ半年の間で
 しかもお昼前後の時間帯に限られるのです。



  ※ 過去の環水平アーク目撃記事はコチラ → その1 その2



   【太陽との位置関係】        【時間が経つとだんだん薄れてしまいました】


まさかまさか、この場でこのようなスペシャル現象に出くわすとは・・・

興奮してシャッターを切り続ける僕。妻も娘も感動、感激。ええもん見せてもろた~

ただ…、環水平アーク出現は下り坂のサインなんですよね。
予報でも明日はまた雨みたいだし






 いったんサイトに戻って、
 お昼ご飯は昨夜の豚汁の残りにうどんを入れます。

 さすがに日中は汗かきかき(笑)。
 よく冷えたハイネケンで何とか抑えておきます^^





標高1600mの爽やかな高原でも、気温はグングン上昇。
タープ内はすでに30℃を越えてますが、時折吹く風はやはり心地いい~、



散策したり… ウトウトしたり… ボーッと山,雲,空を眺めたり…





贅沢にまったりと過ごした晴れの日中も終焉を迎え、夕方からはやはり雲が覆ってきました

6時頃には突然の黒雲塊が御岳方向から襲来



雨はパラッと来た程度でしたが、山際に今度は正真正銘の虹がちょっとだけ出現!

本日2つめの虹を見やりながら、炭熾しと夕餉の準備を急ぎます。



  



さぁて最後の夜は、、、いよいよお待ちかねの飛騨牛を焼きますよ~

飛騨牛 こちら方面へ来るたびに賞味しますが、いつもながらに大満足~




【左:飛騨牛の肉塊に塩コショウしながら灸り、焼けたところからナイフで削ぎ落としていただきます。
 レア、ミディアム、炊き加減はお好みで… 塊が小さいのはご愛敬(笑)】


朴葉味噌も買ってきたので、お肉を混ぜて焼き焼き。
【右:飛騨牛のリブロース朴葉味噌焼き!】

言うまでもなく、どちらも柔らかくて絶品にございました。。。モゥサイコー♪





飛騨牛に舌鼓を打っていると、上空雲の切れ間にチラホラと星が… 慌てて撮影。



【ヘルクレス座からへびつかい座あたり。上の輝星はこと座のベガ。左側の光跡は人工衛星。
 → 調べると米の偵察(スパイ)衛星でした】



しかし、すぐに雲に覆われてしまって星空は復活せず、、、

束の間の星空・・・
結局この夜、いや今キャンプ中に撮った、たった一枚の星写真となりました。




再びの雨は夜半から本格的に降り始め、朝にかけ断続的に激しくテントをたたきます。
明日はとうとう最終日・・・


つづく





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