9:45発の豪華サロンフェリー「第八おりいぶ丸」に乗り込み、いよいよ姫路港を後にします。
この冬、
だるま夕陽を撮った中島埠頭の灯台を越えて瀬戸内海へ。。。
せっかくの船旅なのに、お天気はどんより鉛色。
しかも黄砂で景色がほとんど見えないのが残念・・・
旅の楽しみ、、、まず一杯目(笑) 船内売店の「うどん」をいただきました。
デッキに出ていると肌寒かったので温まった~^^
出航から1時間40分、小豆島北東部にある福田港に到着。
オリーブ・アイランド「小豆島」に初見参!
姫路の海岸と比べて、海の透明度が違いますね。
さあ、オリーブロード?R436を南下します。
南風台というスポットがありました。
この下には「城ヶ島」という島があり、潮が引くとこちらの小豆島と陸続きになるのです。
→ そういうのを
トンボロ現象というのだそうです
同じトンボロ現象で、島の西部には有名な
「エンジェルロード」がありますが、
こちらの方がこじんまりとして、
らしい感じかな
ちなみに、この海の道は
『希望の道』と名付けられています。(エンジェルロードは『天使の散歩道』)
この日の干潮時刻は夕方だったため、ご覧の通りまだ道は繋がってませんでした。
残念、また後で・・・
さて、小豆島の食と言えば「そうめん」
温暖で雨の少ない気候のため、昔から乾麺製造が盛んのようです。
手延べ素麺の工場がたくさんあり、「箸分け体験」という体験観光が出来るとのことで、
島の南東部にある、
『なかぶ庵』(中武商店)さんに行ってみました。
体験コースはフェリーから予約を入れておりまして、まだ時間があったのでまずは素麺を賞味。
※ 箸分け体験&食事セットで一人1,100円(所要70分)のコースを予約
そうめんは、地元の播州は「揖保の糸」の本場ですから、珍しくも何ともないのですが、
一口食べて・・・・・
な、なんじゃ! このコシ、弾力は!
何とも言えない噛み応え、その後に甘みと旨みがジュワーっと押し寄せて来ます!
こんなの食べたの初めてや~ これはマジで美味い!!激旨過ぎ
聞くと、
生そうめんとの事。もちろん食べるのは初めて。
本場の讃岐うどんを初めて口にした時のような、実に衝撃的な一品にございました。。。。。
やや黄色みがかってツヤツヤ…いかにも生っぽいです(^^)
もちろん、お持ち帰りを購入して、もう食べちゃいましたけど(笑)
これ食べたら、普通の素麺なんか食べられませんわ… 超オススメですよ
目から、いや口からウロコした食後は、いよいよ工場見学&箸分け体験。
製造は機械化されていますが、最後の工程「箸分け」と「天日干し」が手作業で残っています。
小豆島そうめんはごま油が塗られてあるので、ほんのりとごま油の匂いが漂う工場内を見学した後、
箸分け作業の実習
「箸分け」とは麺を捌く作業で、長~いお箸を麺の間に滑り込ませ、重なってくっついている素麺を
スパッときれいに捌き分けていくもの。
最後に、手延べ製麺技能士の社長さん?から「修了証書」をもらってご満悦な娘
なかぶ庵を出て、先程の城ヶ島に近づくと・・・
ん?
おお!繋がっているやん !!!
再び急な崖道を降りて海岸まで辿り着きました。
見事な道が!
マウスオーバーで道が出来る前と比較ください
素麺の箸分けが導いてくれた希望の道?(笑)
城ヶ島側から見るとこんな感じでした
さあ、初日の観光はこれくらいにして、キャンプ場へ急がねば!!
さてさて昨日、ポストにクロネコメール便が入っておりまして、「なかぶ庵」からでした。
何だナンだ?ネット注文してないぞ~
通販の商品カタログ一式でも送ってきたのかな?と思って開けてみますと・・・
ナント!
あの時、箸分けした素麺が出来上がり、製品化されて入っておりました♪
HPの体験観光のページにもこんなこと載ってなかったし、
当日、後で送られてくるなんてこと一言も聞かずでしたので、ニクい演出なのか?
それとも単に聞き漏らしていただけなのか?(^^ゞ
ともあれ、想い出が甦る素敵な
サプライズとなりました!!!
まあ、確かにあの素麺はどうなるんだろうか、、、とは思ってましたけどね^^
つづく
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