キャンプと星と…

上高地・2013夏　～　story 6


朝はゆっくりするはずだったけど・・・
大正池に行くならやはり早朝ハイク！

上高地三日目。朝５時。

妻と娘を起こし、急いで仕度してバスターミナルヘ向かいます。
河童橋に出ると、とっくに日の出を過ぎて、焼岳にも陽の光が当たってきた！





３年前と同じパターンで、バスターミナルからタクシーに乗って・・・

最初っからハイキングすればいいのですが、、、時間との勝負。
朝霧立ち込めている（であろう）幻想的な大正池へ急ぎます。（タクシー代1,200円ナリ）

このタクシーの運転手さん、カメラを構えている僕を見て、
写真を撮るならと言うことで、タクシーでしか行けないポイントまで乗せてくれました。
バス停のある大正池ホテル前よりももう少し先の釜トンネル側、
上高地入りする際に、初めて穂高連峰が大正池の向こうに姿を現すポイントです。






しかし、、、時既に遅し。名物の朝霞はもう晴れてしまったようで残念！～






では大正池から早朝ハイク出発！



　　　　　　　　　中千丈沢のゴロ場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　焼岳頂上付近のアップ



田代湿原への途中、こんな掲示板がありました。

　ゲゲッ…熊の目撃情報やん！

　昨日の夜明け前、星を撮りに河童橋まで単独夜間行動したけど、
　もしかして危なかった？　コワ～








田代池で六百山からの日の出を待ちました。




キラキラと輝いて、荘厳な日射しを体験できます。




木々から立ち昇る水蒸気が幻想的。




田代湿原からの穂高連峰も素晴らしい!!









それから梓川ルートの自然研究路を通り、梓川へ下り立ちます。




梓川ブルーに穂高の山々、ほんま気持ちええわぁ～♪






田代橋からは中ノ瀬園地を通って河童橋へ。




この梓川蛇行ポイントもいいね！
向こう岸にテント張ってたけど、まさか勝手にここでテント泊したのだろうか？




河童橋まで帰って来ました～


その後一旦ケビンに戻ってカップそば食べて、しばしマッタリしていると、先程からずっとヘリの音が…


　望遠レンズで見ると、山小屋荷物の運搬などでもなく、
　天狗の頭辺りを飛び回ったりホバリングしたり、何かを捜索している様子。

　これは・・・もしや遭難者の捜索？

　後日知りましたが、案の定、遭難事故があったようです。
　岳沢小屋スタッフブログにその時の様子が書かれてありますが、
　何ともガレ場は恐ろしい…。





お昼前、今度はバスターミナルまで上高地郵便局ハイク！




切手を買って、娘はスタンプ帳に記念消印を押してもらいました。

隣の「上高地インフォメーションセンター」にもクマの目撃情報が！
田代湿原に行く前に、バスターミナル付近をうろついていたようですね、しかも親子で



昼食は五千尺ホテル前、河童橋たもとの上高地銀座一等地で生ビール＆おやきを♪




おやきは「豚おやき」、中身は豚まんの具です＾＾　鶏の山賊焼き串もいただきました。


河童ぶらして、再びケビンに戻り coffe break








そしてまたまた、上高地温泉まで本日のお風呂ハイクに出発！

河童橋から今度は右岸をてくてくと・・・
歩くこと20分、途中猿に出会ったりしながら、ようやく上高地温泉ホテルに到着。




この猿は親ザルで、近くに子ザルがいるので警戒していたようです。
こういう時はむやみに刺激を与えてはいけないのだとか。カメラも向けたらダメだね

温泉は露天風呂はもちろん、湯温の違う樽風呂なんてのもあり、ゆっくり楽しめました。

このホテルは子供の頃、家族旅行で初めて上高地に来た時に泊まった思い出のホテル。




向かいには霞沢岳と六百山がで～んと聳え、その間に小さく突き出た三本槍が目を引きます。





入浴後は、ウェストン碑から梓川沿いの遊歩道を通り、
（風呂上がりのパジャマ姿で上高地を散策するなんてキミだけだぞ！（笑））






花の観察をしながら河童橋まで戻って、またまたぶらぶら河童ぶら。

ソフト食べたり、お土産買ったりしながらケビンに帰還。
すると、例の緊急地震速報が入ってきたり＾＾





さて、最終日のディナーは自炊でなく、小梨平食堂でいただきます。

とりあえず生ビール（受付にある割引クーポンを利用すれば550円→400円！）




僕は「イワナの塩焼き定食」、妻は「焼肉定食」、娘はうどん！？（笑）

イワナは・・・う～ん、イワナを食べるなら、やはり明神の嘉門次小屋でないとね！
妻の食べた焼肉は豚だったとか・・・え～っ？牛じゃないの？ウソやろ～

な～んか、食べた気がしなかったけど、サイドで頼んだ冷や奴が妙に美味かったので救われた感（笑）
せっかく食堂へ乗り込んだディナーは不満足のうちに終え、
外に出ると雲が出て夕景も星も拝めそうになく、娘の希望でケビン前でちょっとだけ花火を。

食堂の売店で花火を買ったら、消火用のバケツも貸してくれました。




最後の線香花火が落ちれば、人も眠りに落ちるだけ。

上高地最後の夜、オヤスミなさい・・・Zzz