キャンプと星と…

2018.1.31　スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン




皆既日食で言う 第3接触のダイヤモンドリング？が美しい♪

Super Blue Blood Moon Diamond ring 　　23:12

3年ぶりの皆既月食。
絶望的な予報は好転し、終始薄雲に邪魔されたが何とか全経過を観測出来た。





月食の始まりは月暈（ハロ）と共に！

通常のまん丸ではなく、珍しい楕円形っぽい環
上部にタンジェントアークと外接ハロが淡く続いている

月食ショーの前触れ？前座と言うにはあまりにも神秘的過ぎる演出だった






本影に入る直前。　半影食がかなり進んで、もう欠け始めてるかのよう　　20:45






普段は見ることのない変わった欠け方は月食ならでは　　21:05






皆既前、影の部分が赤銅色に見えて来て本当に神秘的　　21:42






欠け終わりの細く明るい月と赤い影が同時に見えるこの時間帯が一番好きだ♪　　21:47

本影と半影の境目に見られる青いブルーバンド（ブルーベルト）もよく判る。
今回はターコイズ・フリンジ（トルコ石の縁取り）というワードが席巻していた。






欠け始めて小一時間ほどですっぽりと地球の影の中へ　　21:51

普段の満月の時は決して見ることが出来ない傍の微光星が見え始めるのも醍醐味の一つ
上の二つは かに座の6等星


今回の月食は
　Super　スーパームーン（実は今年最大は1月2日の満月で、今回は今年2番目　距離：35万9千km）
　Blue　　ブルームーン　（1ヶ月に2回満月がある場合の2回目の満月→諸定義あり）
　Blood　ブラッドムーン（赤銅色＝血の色っぽく赤くなる皆既食の月）
　Moon

これら3つ重なったのが、日本では1982年以来35年振り、アメリカ大陸では152年振りとなるらしい






月は「かに座」で、有名な散開星団M44「プレセペ」のすぐそばで輝く

靄っぽくクリアな空ではなかったが、何とかコラボ




広角でオリオンはじめ冬の大三角と







食の最大頃は薄雲が広がったせいもあり、肉眼でもほとんど見えなくなった




最大食から12分後　　22:42





My Luna とのツーショットも忘れずに




やがて皆既も終わり




ブルーバンド（ターコイズフリンジ）も鮮やか　23:13

名前だけでなく、しっかりとブルームーンも確認!?






徐々に光を取り戻した月は満月へと戻って行く...　　23:22





薄雲のせいでコントラストが悪い中、何とか最後まで見届けた　　24:15





そして最後はまん丸で大きなハロが現れ、ショーの終わりを壮大に締め括った












2011.12.10の皆既月食と較べると、今回の方が地球の影深く入り込んでいるのが判る











　　さあ！　次回は7月28日の明け方。　楽しみだけど・・・

　　お城と絡めるか、海に沈む赤い月か・・・

　　あぁ..悩まし過ぎる　体が二つ欲しい＾＾